第20回わたらせ渓谷鐵道各駅イルミネーション

(10)町なか散策

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1. 深沢の大滝 “十丈の滝”

 天気予報通りのよい天気、申し分のない散策日和です。日中は深沢の大滝まで足を伸ばしました。
 滝手前のテラスからはアイゼン、ザイル使用で滝壺まで下ることができます。写真は全面凍結した “十丈の滝”です。この時期にしか見られない凍った滝の厳かな迫力に感激です。“一の茶屋跡”および無人雨量観測所を過ぎてから深沢に下りると滝があります。慎重に滝壷まで下り、滝と対面しました。

☆ 一の茶屋跡 : 日光中宮祠と足尾を結ぶ半月峠越えの道が大正9年に開通しました。その当時営業していた茶屋のひとつが、“一の茶屋”です。

(写真:2024/01/27)

写真1

2. 原向駅

 2023年12月3日~2024年2月29日まで趣向を凝らしたイルミネーションで、各駅が彩られます。
 足尾町で最も南に位置する原向駅も同様です。
(写真:2024/01/27)

写真2

3. 原向駅

 原向駅では、植え込みに沿わせて電飾が施されています。イルミネーションは午後5時ごろから各駅の最終列車通過時まで点灯します。
 暗闇に浮かび上がる情景は幻想的で神秘的です。 わたらせ渓谷鐵道の冬の夜は輝いています。
(写真:2024/01/27)

写真3

4. 原向駅

 隣の群馬県から栃木県に入って最初の駅、原向駅もこの時季ならではの幻想的な雰囲気に包まれます。
(写真:2024/01/27)

写真4

5. 通洞駅

 足尾町の玄関口にあたる通洞駅構内を、出入口から写しました。改札口の上で青色LED電球が静かに発光しています。
(写真:2024/01/27)

写真5

6. 通洞駅

 通洞駅では、公園のようなスペースを活用した電飾が施され、イルミネーションの色とりどりの光が駅舎を包み込んでいます。
(写真:2024/01/27)

写真6

7. 通洞駅

 駅舎に向けて光線が照射され、流れ動く光が幻想的です。点灯は2月29日まで行われます。
(写真:2024/01/27)

写真7

8. 足尾駅

 足尾銅山の貨物集散拠点として機能していた貨物上屋は、柱と屋根のシンプルな構造の建物です。その天井と側壁部に施された電飾の形が天の川のように天井にあるので、上向きでシャッターを切るので首が痛くなってしまいました。
(写真:2024/01/27)

写真8

9. 足尾駅

 足尾駅旧貨物ホームで保存されている「気動車キハ35-70」。その気動車の窓に映り込んだ、“映り込み写真”をご覧ください。
(写真:2024/01/27)

写真9

10. 足尾駅

 気動車キハ35-70を正面から写してみました。露出オーバ気味に仕上げたので賑やかな雰囲気の写真に仕上がりました(^_^)/。
(写真:2024/01/27)

写真10

11. 足尾駅

 白く輝くシカ、雪だるま、白鳥。その隣を白い稲妻が走る。ホームに浮かぶ気動車も幻想的に輝いています。
(写真:2024/01/27)

写真11

12. 間藤駅

 間藤駅は、宮脇俊三氏(紀行文作家)が、国鉄全線完乗を達成した最後の駅です。著書『時刻表2万キロ』の中に、当駅について記された箇所があります。
(写真:2024/01/27)

写真12

13. 間藤駅

 「カモシカの見られる駅」として知られていますが、見れなくとも大丈夫です。カモシカの絵が駅の壁に掛かっているので、いつでも会えます。
(写真:2024/01/27)

写真13

14. 間藤駅

 終着駅は始発駅。写真左の列車はホームで待つ終列車で、間もなく発車です。間藤駅は終着駅です。かつまた始発駅です。
 終列車がホームを離れると間もなくして山間の地に暗闇が訪れます。
(写真:2024/01/27)

写真14