ロゴマーク足尾の風景

夏の風

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夏の風

四季折々に移り変わる栃木県日光市足尾町の自然と生活を描写した歌曲があります。現在は正午を告げるチャイムとしても、地域のみなさんに親しまれています。

  • ㈡ 夏庚申の滝の音 緑滴る満山に 雲紅の夕日影
  • ㈡ なつこうしんのたきのおと みどりしたたるまんざんに くもくれないのゆうひかげ

納涼祭 直利音頭

Ⓐ 直利音頭が足尾の夜空に響きわたる納涼祭
Ⓑ 夏休みの風景
Ⓒ 山と、谷と、雲と
Ⓓ 夏の生物

Ⓐ 直利音頭が足尾の夜空に響きわたる納涼祭

01. 納涼祭

納涼祭
(写真:2008/08/15)

 8月14日・15日の夜は昭和の初め頃から受け継がれてきた盆踊りの歌が夜空に響きわたります。恒例の仮装大会もあり、これまた大変楽しく夢の世界か、はたまた異次元の "不思議の国のアリスの世界" の様な盆踊りを見ている気持ちになります(写真:2008/08/15)。
♦"直利音頭"が夜空に響きわたります

02. 直利音頭

盆踊り準備
(写真:2008/08/12)

 納涼祭で歌われる「直利音頭」は鉱山町にぴったりの歌で、足尾独自の節まわしがあります。この盆踊りの歌は直利音頭保存会の皆様により伝承されています(写真:2008/08/12)。
♦ 直利(なおり) :品質が高く優秀な鉱脈のこと

納涼祭

 帰省した懐かしい顔・顔・顔が集う(写真:2018/08/13)

納涼祭
直利音頭が足尾全山にこだまする
(直利音頭歌詞抜粋)
花の渡良瀬 青葉の小滝 月の眺めは備前楯
山は三角 やぐらは四角 踊れ兄弟まんまるく
わたしゃ足尾の坑夫の女房 坑内をこわがる子は産まぬ

♫ 直利音頭 ♬

Ⓑ 夏休みの風景

03. 川遊び

川遊び
(写真:2008/08/12)

 夏は、やはり水遊びでしょう。足尾にも多くの川があり、水遊びに適している川も多くあります。そのなかでも神子内川と渡良瀬橋あたりが最適でしょうか(写真:2008/08/12)。

04. 夏の川

夏色に包まれた風景
(右写真:2008/08/12)
夏色に包まれた風景
(左写真:2006/06/25)

 初夏の心地よい風が若葉のかおりを漂わせて「神子内」の里を吹き抜けます(左写真:2006/06/25)。
 右の写真は豊かな水量の川面に樹影が映る神子内川沿いの風景です。
(右写真:2008/08/12)

05. 夏木立

夏色に包まれた風景
(右写真:2008/08/12)
豊潤洞
(左写真:2009/05/03)

 強い日ざしをさえぎる木立に囲まれて、一直線に伸びる柏木平付近の小道です(右写真:2008/08/12)。
 この道に面して、大磯(神奈川県)から移築された"陸奥宗光"の別邸豊潤洞(ほうじゅんどう)が朽ちかけてはいますが現存しています。左の写真は足尾歴史館に展示されてる別邸豊潤洞の模型で、緻密に制作されています(左写真:2009/05/03)。

"風立ちて揺れる木洩れ日夏帽子" とおる

♦ 陸奥宗光(むつむねみつ): 勝海舟の神戸海軍操練所で学び、坂本龍馬の海援隊が組織されると、その中心人物として活躍した。明治期には、農商務大臣や外務大臣を歴任した。

Ⓒ 山と、谷と、雲と

06. 夏山の花

コウシンソウ
右写真:コウシンソウ
ユキワリソウ
左写真:ユキワリソウ

 夏山の草花といえば、庚申山の岩壁に咲くコウシンソウでしょう。非常に小さく可憐な植物で、6月中旬頃が花の見頃です。
 コウシンソウの咲く岩壁には、ユキワリソウもまた所狭しと咲いています。そのユキワリソウの花に入りまじって見つけられない事があります。細心の注意を払い探しましょう。
(左写真;ユキワリソウ:2010/06/11)(右写真;コウシンソウ:2015/06/07)
♦コウシンソウ

♫ コウシンソウ ♬

07. 夏の庚申渓谷

天狗の投石
(右写真:2011/05/15)
庚申川渓谷
(左写真:2010/07/19)

 庚申川の流れる深い谷は庚申渓谷と呼ばれ、紅葉絶景の地として知られています。
  大正の頃は、 "青葉の小滝" といわれ、切り立った山腹には木々が生い茂り、深山幽谷の雰囲気が十分ある渓谷です(左写真:2010/07/19)。
 銀山平から庚申川渓谷に沿って歩き、"光風の滝"をすぎてから間も無くして、"天狗の投石"といわれる石だらけの斜面に着きます。
 その上部にアカヤシオの花が咲いていました(右写真:2011/05/15)。
♦坑夫滝(光風の滝)
♦天狗の投石に咲くアカヤシオ

08. 夏の雲

本山製錬所
(右写真:2015/06/23)
本山製錬所
(左写真:2015/06/23)

 降雨量の一般的な傾向として6月の梅雨と9月の台風性降雨の頃が多雨期として知られていますが、足尾では8月の雷雨性による降雨量が最大になっています。
  掲載の写真は同じ日に写したものですが、右の写真は午前中に、左の写真は午後に写したものです。昼前は青空だったが午後にはご覧のような空模様になり、バケツをひっくり返したような雨が降ってきました(左右写真:2015/06/23)。

入道雲

 入道雲のある風景(写真:2011/08/10)

Ⓓ 夏の生物

09. ミヤマカラスアゲハ

ミヤマカラスアゲハ
(写真:2008/08/12)

 渡良瀬川で朝9時頃岩盤上をヒラヒラ舞うカラスアゲハに似たミヤマカラスアゲハに遭遇した。
 翅が少し傷んでいたものの、青緑の金属光沢が大変きれいな蝶でした(写真:2008/08/12)。
♦ ミヤマカラスアゲハ: 山間部の渓谷でよく見かける。写真の蝶は夏型です

10. オオハンゴンソウ

オオハンゴンソウ
(写真:2008/08/12)
オオハンゴンソウ
(写真:2008/08/12)

 遠方から見ると菜の花と見間違えてしまう花が、沿道や空き地の所々に咲いていました。
(左右写真:2008/08/12)
♦ オオハンゴンソウ:草原や、人家の近くなど、どこにでも見つけられます。花は7月下旬から咲き始め、8月末まで咲き続けます。特徴は花が黄色で、葉がギザギザになっています。

オットセイ岩

 オットセイ岩 背景は唐風呂橋(写真:2015/08/23)

11. トノサマバッタ

トノサマバッタ
(写真:2008/08/12)

 磐裂(いわさく)神杜参道上で遭遇。私はトノサマバッタの写真を撮ろうとカメラを構えましたがすぐに飛んでしまうので簡単にはシャッターを切ることができませんでした(写真:2008/08/12)。

12. コクワガタ

コクワガタ
(写真:2015/06/23)

 "愛宕下"から対岸の水管橋に向けてカメラを構えていたときのことです。コクワガタが足下を歩いていました。幼虫の時期を最良の環境下ですごしたのでしょうか、非常に大きなコクワガタでした。
 コクワガタは、日本の"クワガタムシ"の中では、ごく普通に見られる種だそうです(写真:2015/06/23)。
♦愛宕下 : 本山製錬所の対岸にあり、赤倉の北に位置する地域。

コクワガタ

 大きなコクワガタ(写真:2015/06/23)
♦安蘇沢林道での出あい、ノコギリカミキリ

13. キンモンガ

キンモンガ
ウツギとキンモンガ:2015/05/27
旧小滝橋
旧小滝橋:2015/05/27

 新緑が深緑となるこの時期、赤く錆びた橋が、目につきました。大正15年に架設された「旧小滝橋」です。橋の先には 「小滝坑」があります(左写真:2015/05/27)。
 その橋のたもとで、蛾を撮影しました。キンモンガは、黒地に黄色の斑紋があり、外縁には水色の紋もあり、なかなかの洒落者です。
(右写真:ウツギの花とキンモンガ:2015/05/27)
♦ キンモンガ(金紋蛾):アゲハモドキ科。黒地に黄色い紋が目立つ蛾。紋がほぼ白に近い個体もいる。昼間に活動し、翅を広げてとまっていることが多い。